国土交通省が発表した2023年12月の新設住宅着工戸数は、6万4586戸(前年同期比4.0%減)と7カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算は81万4000戸(前月比3.1%増)と先月の減少から再びの増加となった。
種別では持家が1万7031戸(同13.8%減)と25カ月連続の減少、貸家が2万5869戸(同3.6%減)と5カ月連続の減少、分譲住宅は2万1320戸(同5.5%増)と7カ月ぶりの増加となった。また分譲住宅のうちマンションが9722戸(同19.8%増)と先月の減少から再びの増加、一戸建住宅は1万1470戸(同4.2%減)と14カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 3.2%増)
持家(同 9.2%減),貸家(同 0.1%増),
分譲住宅(同 12.0%増)
うちマンション(同 18.4%増),うち一戸建住宅(同 5.0%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 10.7%減)
持家(同 13.5%減),貸家(同 19.9%減),
分譲住宅(同 4.8%増)
うちマンション(同 43.9%増),うち一戸建住宅(同 10.0%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 7.1%減)
持家(同 10.0%減),貸家(同 11.1%減),
分譲住宅(同 2.7%増)
うちマンション(同 19.0%増),うち一戸建住宅(同 6.5%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 7.2%減)
持家(同 16.8%減),貸家(同 2.0%増),
分譲住宅(同 4.2%減)
うちマンション(同 15.3%増),うち一戸建住宅(同 12.5%減)